カラダも肌もきれいになる!コンディショニングする4つのメリット
アスリートがごく当たり前に行っている「コンディションを整える」=「コンディショニングする」ことは、私たちにとってもいろいろなメリットがあります。
大きな4つのメリットは以下のとおりです。
① 日々たまるストレスや疲労を溜めにくくする(耐性があがる)
② カラダの中から整うので、栄養状態が良くなり肌にツヤがでる
③ トレーニング効果があがる
④ 自分に合った「コンディションの整え方」が身につくので、カゼや、イライラする・よく眠れないなどのなんとなくの不調になりにくくなる
まだまだありますが、コンディショニングを実践することはボディラインが整う、肌ツヤが良くなる、ライフスタイルが充実する、などいいことがたくさんあるのです。
コンディショニングのベースとなるのは疲労回復
コンディションを整えるためには、疲労回復が大事ですが、疲労と一口に言ってもいろいろな種類があります。その中で注目したいのが「ストレス」。日頃の人間関係、気候の変化、混雑した電車、肉体的な疲労、寝不足…現代で活躍する働き世代の方は日々いろいろなストレスにさらされています。カラダの内外に関わらず、こういったストレスすべてが、カラダに入ると「負荷」となります。負荷がかかるとカラダは回復しようと働きますが、ストレス過多な状態が続くと「回復するぞ」というカラダのサインと実体がうまく切り替わらなくなり、疲れがとれなくなってしまうのです。
そのストレスが与えるもののもっとも大きな影響が「自律神経」です。
自律神経は2つの働きで成り立っています。これを車に置き換えてみてみましょう。
交感神経:
集中したり運動したり、興奮しているときに優位に働く神経で、車でいうと“アクセル”の役割を担っています。
副交感神経:
睡眠に入るときやリラックスしているときに優位に働く神経で、車でいうと“ブレーキ”の役割を担っています。
車が快適に走るには、アクセルとブレーキをバランスよく使う必要があるように、私たち人間のコンディションを良くするには、この2つの役割がバランスよく働き、かつ上手に切り替えができる必要があります。
ここで簡単なテストです。普段からこんなことはありませんか?
□ 寝ても疲れがとれない、寝つき/寝起きがわるい
□ 便秘や軟便になりやすい
□ 姿勢がわるく、肩や腰のコリに悩まされている
□ 気持ちの切り替えが難しいときがある
あてはまるものが2つ以上ある方は、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。特に腸内環境は、この「自律神経」の影響をとても受けやすいので、太りやすい・姿勢が悪いといった見た目にも影響がでていることが多いのです。この自律神経のバランスを整えるには、回復することが効果的です!
毎日をアクティブにする3つの「回復」とは
ココロやカラダの疲れをとるための大きな柱が3つあります。3つの回復法をさっそく見ていきましょう。
① 運動による回復-毎日のアクティブリカバリー
回復というと「寝る」「休む」というイメージがあるかもしれませんが、カラダを軽く動かした方がより疲れがとれやすくなります。筋膜リリースやストレッチ、軽めの有酸素運動などは筋肉・関節・神経に効率よくアプローチできるため、疲労物質の代謝を高めます。日々の疲れをとるために、出来れば毎日やると良いでしょう。
② 運動による回復-週末や仕事帰りの適度な運動
ハードな運動をした後、ぐっすり眠れた!という経験はありませんか?日頃カラダを動かさない方に特に多いのですが、脳の疲労とカラダの疲労を合わせてあげることも回復力を高める睡眠につながります。筋トレやダンスなど適度な運動をすることで、「眠り」や「腸内環境」の質を良くする効果も期待できます。休みの日はついダラダラ過ごしてしまう…という方も、週に1回からでもぜひ意識的に運動をすることを心がけましょう。
③ 食事による回復
疲れた時に栄養ドリンクを飲んだり、便秘気味でヨーグルトを食べたりと何かあったら気を付ける方は多いと思いますが、その効果を最大限生かすには「食事のリズム」が重要です。例えば・・・朝食を食べずに1日1~2食といった状況で栄養ドリンクを飲んでも、それを生かせる栄養状態ではないのであまり効果がないのです。まずは食べやすいものからでもいいので、何かを3食タイミングよくおなかに入れることが大切です。
この3つを少しずつでも気にして生活を送っていくと、寝起きや腸の調子、カラダの軽さがまず実感できるはずです。ぜひ、できることからやってみてくださいね。
また、他にも回復を意識してほしいときがあります。それは、トレーニングをしても効果がなかなかでないとき。なぜなら、効果がでない原因のひとつは「疲労の回復度合いが足りない」からです。トレーニング自体は、カラダに負荷をかけ、それを修復する過程で筋肉を強く・体力UPしていく行為です。ところが、疲労が蓄積しているとすでにカラダには負荷がかかってしまっているので、同じトレーニングをしていても効果がでづらくなります。毎日が理想的ではありますが、週に1~2回でもカラダを意識的に回復させることで、トレーニング効果がぐっとあがります。
いかがでしたか?
月曜日から元気に働きたい!土日はせっかくだからアクティブに楽しみたい!デートの時は肌ツヤよくいたい!など毎日をアクティブに、自分らしく楽しむためにも、自分の「コンディション」にもっと目を向けてみてはいかがでしょうか?