調子が上がる“朝食習慣”のススメ(前編)

調子が上がる“朝食習慣”のススメ(前編)

・筋肉をつけたい
・カラダをひきしめたい
・トレーニングの効果を高めたい
・朝から元気に動きたい

朝ごはん、あなたは食べる派? 食べない派?
食べない派の方は、忙しい朝は食べる気がしない…と朝食を抜いていませんか?朝食習慣を身につけてコンディションを整えれば、朝から元気になります!
今回は前編と後編に分けて、「朝食習慣」についてご紹介します。

CONTENTS

ダイエットもうまくいかない!「朝食抜き」のデメリット

朝食は、1日の始まりの栄養補給だけでなく、カラダを目覚めさせて活動モードにする、脳の働きを活性化するなど、さまざまな役割を担っています。朝食をとらないと、エネルギー不足や代謝の低下から意外に多方面への影響が生じてしまいます。

●朝食をとらないと、こんな影響が

【太りやすくなる】
食事を抜くと日中体温が上がりにくく代謝が低下。さらにエネルギー不足とカラダが判断すると身体の活動は抑制される上に、栄養吸収の効率を上げ、脂肪の合成を促進。カラダにため込む結果に。

【筋肉の衰え】
脳のエネルギー源である“糖質”(炭水化物)が不足すると、カラダは主に肝臓で糖質以外の栄養素から糖質を作り出します。これを「糖新生」といいます。筋肉の構成要素でもあるたんぱく質を材料として糖を作り出すので、筋肉が減ってくることも。

【運動効果が低下】
エネルギーが不足すると、カラダが動かしにくくなるため、同じ運動をしてもパフォーマンスも上がらず、結果的に運動効果も低下。

このように、朝食抜きが続くとパワー不足に陥るだけでなく、カラダ全体のコンディションが悪化してしまいます。コンディションを維持するには朝食がとても重要なんです!

朝食と基礎代謝の関係がカギを握る

朝食と基礎代謝の関係がカギを握る

カラダでは大きく分けて3つのエネルギー代謝が行われ、カロリーが消費されています。1つ目は生きていくために最低限必要な生命活動、つまり、呼吸する、内臓を動かす、体温を保つなど、生命を維持するため常にエネルギーを使っている「基礎代謝」。2つ目は、カラダを動かすことで消費する活動代謝。そして、3つ目は食事を摂る時に発生するエネルギー代謝です。

3つのエネルギー代謝
1)基礎代謝(約50~60%)・・・・・生きるために最低限必要なエネルギー代謝
2)活動代謝(約30~40%)・・・・・カラダを動かすことで発生するエネルギー代謝
3)食事摂取による熱産生(約10%)・・・・・咀嚼、消化、吸収などで発生するエネルギー代謝

上記にあるように、基礎代謝はカラダのエネルギー消費の多くを占めています。朝食を摂ることで、早いタイミングで基礎代謝をアップさせ、一日通して消費カロリーを上げる効果があるのです。1日の消費するカロリーは「朝食」で決まるといっても過言ではありません。「やせたい」「筋肉をつけたい」という方には外せないポイントですね。

おすすめしたい「朝食習慣の基本3か条」

まずは朝食をとる習慣をつけることが大事。基本の3か条を意識して、気軽に始めてみましょう!

●糖質を取り入れる

糖質は脳やカラダのエネルギー源となるので、代謝を上げるためには欠かせません。

●たんぱく質を取り入れる

体温を上げて代謝を活性化させます。

●起きて1時間以内に食べる

カラダのリズムを早く整えることができ、1日のうちの早いタイミングで基礎代謝や調子が整います。
 

いかがでしたか? 忙しいときこそ、しっかり朝食をとることが大事なんですね! 後編では朝食のとり方についてさらにくわしくご紹介します。次回をお楽しみに!

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