人は1日約〇万回、腰を反っている!?
人は呼吸を通じて空気中の酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素を排出します。
取り入れた酸素はカラダに必要なエネルギーを生み出します。
人は無意識に呼吸を1分間に約10回、24時間で約20,000回しているといいます。
呼吸をするたびに、カラダは肺を膨らませようと呼吸筋が活動します。
スマホの普及により猫背になる方が増えているといわれています。
これはスマホを使う時に背中を丸めることが多いためで、猫背は肺を圧迫するため息を深く吐いたり吸ったりできなくなるので呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、十分な酸素の取り込みが出来なくなるので長時間パソコンを使っていると頭がボーっとしたりしますが、呼吸が浅くなり脳に必要な酸素が足りなくなってきているからです。
また猫背な人は呼吸を吸うときに胸を開くために腰を少しだけ反ります。
肩コリがある人は、吸うときに肩を持ち上げます。
1日約20,000回、腰をそり、肩を持ち上げています。
姿勢で悪いことにより、必要以上に疲労を感じる原因になっています。
まさしく、疲れの原因は呼吸にありです!
そんな無意識呼吸の悪い「クセ」を、真呼吸で改善しましょう!
「真呼吸」3つのポイント
真呼吸を実践する前に、みなさんの今の呼吸が「浅い呼吸」になっていないか確認しましょう!
~CHECK~
□安静時に呼吸の音が聞こえる
□眠くないのにあくびが多い
□ため息がよく出る
1つでもCHECKがあれば、もしかしたら呼吸が浅く無意識なものになっている可能性があります。
真呼吸は鼻で目的に合わせて実践しましょう
3つのポイントを確認して、1日1回だけ、真呼吸を実践しましょう!
☆真呼吸の3つのポイント☆
①呼吸の音が隣の人が聞こえない
②呼吸の音が自分自身でも聞くことができない
③呼吸をしていると、気づかれない
真呼吸は鼻で行います。3つのポイントを意識しながら、10秒間かけて吸って10秒間かけてはいてみましょう。
■頑張りたいとき 活動を開始するとき
右の鼻だけで呼吸をします。
左の鼻を抑えて右の鼻だけで呼吸します。
交感神経を優位にし、カラダに活力をもたらします。
朝起きたときや、仕事の休憩から戻るときなどにおススメ!
■リラックスしたいとき 落ち着きたいとき
左の鼻から呼吸します。
右の鼻を抑えて左の鼻だけで呼吸します。
副交感神経を刺激し、緊張を取り除きます。
夜寝る前や、緊張するシーンの前などにおススメ!
ふと思い出したときに真呼吸を実践して、毎日を最高の1日にしましょう!