効果が出ないのは悪いフォームが原因かも
トレーニングにカラダが慣れてくると筋肉痛も軽くなり扱える重量も重くなってきますが、なかなか重量が増やせなかったり、本当は胸に効かせたいのに肩ばかりが張っていたりと、別な場所が効いてはいませんか?
この原因はトレーニングをしている際のフォームが正しくないことが考えられます。
フォームが正しくないことで、せっかくトレーニングしているのに効かせたい筋肉でなく、刺激が別な筋肉に逃げてしまっているからなのです。
一生懸命にトレーニングしているのに、別の場所に効いてしまっていては効率が悪いですよね。
一度フォームのチェックをされることをオススメします。
正しいフォームで行うことで様々なメリットがあります。
1)使っている筋肉を意識しやすくなる
2)使用重量もアップする
3)怪我のリスクが減る
特に重量が上がってくると怪我のリスクが高くなるので、効果的にトレーニングを行うために早い段階で正しいフォームで行えるよう見直しをしましょう。
実際の種目でフォームをチェック
フォームが難しい種目のひとつに背中のトレーニングの「ラットプルダウン」があります。
ラットプルダウンのポイントは下記になります。
・バーは肩幅よりこぶし1つ半ほど広く持ちます。
・首をすくめないようリラックスして肩を下げます。
・バーは肘と肘を寄せるイメージで引いてきます。
・バーは首の後ろにつくように下ろします。
背中までバーが下りすぎてしまったり、カラダから離れないようにしましょう。
・バーを引いてくる際、前かがみにならないよう胸を張って行いましょう。
・バーを戻す際は十分背中の筋肉をストレッチさせましょう。
注意点が多いと感じる方もいらっしゃると思いますが、きちんと効くと意識しなくてもすぐに正しいフォームで行えるようになります。
正しいフォームで行うには
フォームが崩れる原因として扱う重量が重すぎる場合があるので、まずいつも行っている重量を下げて行うのがポイントです。
スタート位置からフィニッシュまでフォームを確認しながらゆっくり動作を行います。その際、使っている筋肉の緊張が逃げていないかチェックしながら行いましょう。
自分が正しいフォームでトレーニング出来ているかは、トレーニングジムのスタッフに声をかけてチェックしてもらうか、Youtubeなどの動画で正しいフォームを見てから行いましょう。
(ティップネスのYoutubeでもご紹介しています)
パーソナルトレーナーを利用すると、自分のクセや改善方法も教えてくれるのでオススメです。
いかがでしたか?
同じトレーニングをするならば、効率的に効果が出る方がいいですよね。
重量をさげることで一見遠回りした気分にもなりますが、実は正しいフォームの方がその後の挙上重量は伸びますし、筋肉の発達も早くなり怪我のリスクも減りますので、ぜひフォームチェックを行ってください。