
溜まったストレスを吹き飛ばしたい!そんなときは運動でカラダを動かそう!
仕事やプライベートでイヤなことがあると、ストレスが溜まりますよね。ストレスが溜まった状態が続くと倦怠感や不安感など、心身の不調が現れはじめます。やがて「うつ病」をはじめとした、心の病気につながる恐れもあるでしょう。
ある研究では慢性的にストレスを溜めていると、前頭前皮質などの感情処理をつかさどる脳領域への血流量が低下するが、運動をすると心拍数が上がり全身に送り込まれる血流量が増加して、カラダに酸素や栄養素を運ぶことで脳への血流が増え、ストレスが緩和できると報告されています。
また運動を行うことで「エンドルフィン」や「セロトニン」と呼ばれるホルモンが脳内で分泌されます。これらは「幸せホルモン」と呼ばれており、分泌すると多幸感や精神的な安定を得られる効果があるとされています。実際に運動している人は、運動をしていない人と比べて、抑うつ(気分の落ち込み)のリスクが半分程度になるという研究結果も報告されているのです。
ストレスが溜まっているときはじっとしているのではなく、カラダを動かすことが大切です。心身をリラックスさせるためにも、ぜひ運動を行ってみましょう。