
なぜ体脂肪は増えるの?
体脂肪とは体に蓄えられた脂肪のことで、主に脂肪細胞に蓄えられています。
脂肪細胞は、エネルギー源を貯蔵して体温を保つ働きや、外部からの衝撃から内臓を守る役目があります。これ以外にカラダの機能を正常に保つためのホルモンを作り出しています。
どうしてカラダに脂肪が増えるのでしょうか?
食事を摂ると、食べたものはカラダを動かすエネルギーとして肝臓や筋肉にも蓄えられますが蓄えられる量に限度があるため、吸収できなかった多くの糖が血管にある状態いわゆる高血糖状態は、血管の中の環境としてはあまりいい状態ではなく、脳や心臓などの血管にダメージを与えるリスクが高い状態なのです。
そのためカラダは防衛のため速やかに糖を取り込み脂肪細胞として蓄えるのです。
血糖値が高くならないようにするためには、食べ過ぎないことが第一ですが、それ以外にも甘いジュースや砂糖の多い食事を避け、豆類や玄米、全粒粉のパンなど血糖値の上がりにくい食品を摂る、食事の最初に食物繊維の多いものを摂る、早食いをせずゆっくりと食事を摂る、食後ウォーキングなど軽く息のはずむ運動をするなどを行うと血糖値の上昇が抑えられます。