胃腸にやさしく体も温める!夏の疲れをとりたいときに食べたい食材
夏にたまった疲れが残っているのに、これからどんどん涼しくなっていきます。体調を崩しがちになることも多くなるこの季節。胃腸にやさしくてカラダを温めてくれる、旬で栄養たっぷりのおすすめの3つの食材はコチラ。
オススメの食材1 鶏肉
たんぱく質が豊富なうえ、胃腸にも優しいので疲れているときにぴったり。鶏肉のたんぱく質は、ストレスや疲労による酸化ダメージで傷ついた細胞を抗酸化ビタミンのビタミンC、ビタミンEとともに摂ることで修復するための材料となります。ちなみに抗疲労物質と期待されているイミダペプチドも多く含まれています。
オススメの食材2 鯖
カラダを温めてくれる青魚。良質なたんぱく質が豊富で、ビタミンB1も含まれています。ビタミンB1は炭水化物のエネルギーの変換をサポートするので、疲労回復ビタミンとも言われています。
オススメの食材3 トマト
実は秋が旬とも言われていて秋においしくなるトマト。ビタミンCが豊富でカリウムやクエン酸、食物繊維も豊富です。ビタミンCは細胞の修復とともに防衛機能や抵抗力の強化に!クエン酸はココロとカラダの疲労に有効です。
続いて、この3つの食材を使ったレシピを2つご紹介しますね。
レシピ1:疲れて食欲がわかないときには食べやすいスープを
トマトと鶏のスープ
気分が落ち込んで食欲がわかないときに。食欲増進効果のあるトマトや消化を高める鶏肉とともに、気の巡りをよくしてくれる玉ねぎやセロリを入れたさわやかスープ。
材料(2人分)
トマト…1個
鶏胸ひき肉…100g
玉ねぎ…50g
セロリの軸…20g
セロリの葉(せん切り)…3〜4枚
酒…大さじ1
A 塩…小さじ1/3
こしょう…少々
水…2と1/2カップ
チキンブイヨン(顆粒)…小さじ1
塩、こしょう…各少々
作り方
1 トマトは1㎝角、玉ねぎとセロリの軸は粗みじん切りにする。鶏肉はAをふり、練らないように混ぜる。
2 鍋に1の玉ねぎ、セロリ、分量の水を入れて火にかける。煮たったらチキンブイヨンを加えて3分ほど煮る。玉ねぎとセロリが透き通ったらトマトを加え、さらに2分ほど煮てあくを取る。
3 鶏肉に2のスープを大さじ2杯ほど注いでかき混ぜ、ほぐれたら2に加える。鶏肉が固まらないように菜箸で混ぜながら煮たて、ていねいにあくを取って、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、セロリの葉を飾る。
レシピ2:旬の青魚を使ったご飯が進むおかず
鯖の竜田揚げ
鯖には、EPA・DHAやタウリン、カルシウムが多く含まれており、血液をサラサラにしてくれる働きもあります。
揚げたてがいちばんですが、冷めてもおいしいのでお弁当にも。
旬の時期に、脂ののった鯖でぜひ作ってみてください。
材料(2人分)
鯖(3枚におろしたもの)…1/2尾分(正味150g)
A 酒…大さじ1
しょうが(すりおろし)…小さじ2
にんにく(すりおろし)…小さじ1
しょうゆ(薄口)…小さじ1
片栗粉…適量
揚げ油…適量
酢橘、またはレモン…適量
作り方
1 鯖は胸ビレを取り、骨抜きして縦半分に切る。塩少々(分量外)を両面にふり、20分ほどおく。
2 キッチンペーパーなどで水気をふき、ひと口大に切る。Aを絡めて冷蔵庫に入れ、30分以上おく。
3 2に片栗粉をまぶして160~170度に熱した揚げ油に入れ、表面がカリッとなるまで揚げる。
*揚げ油は鯖が2/3ぐらい浸る分量でよい。
4 皿に盛り、酢橘を絞っていただく。
いかがでしたか?疲れがたまっていると感じたら、疲れをとる食材を中心にバランス良くしっかりと食べることが大事です。食欲がわくものや胃にやさしいものを選んで、上手に栄養をカラダに取り入れてあげましょう。一日も早く夏の疲れが取れて、食欲の秋を満喫できますように!