なくて七癖!カラダのクセはダイエットの敵!?

なくて七癖!カラダのクセはダイエットの敵!?

・トレーニングの効果を出したい
・腰痛や肩こりがある
・姿勢を良くしたい
・筋トレの方法を知りたい

トレーニングしても効果が出づらい、やせることはできたけど体型に満足できない・・・
そんな悩みはありませんか?
それ、カラダの“クセ”が原因かもしれません!
今回は、知らず知らずのうちにつきやすい「カラダのクセ」やその整え方をご紹介します!

CONTENTS

あなたのカラダは「クセ」がある?すぐわかるチェックポイントをご紹介

ヒトのカラダは大きく“頭部”“胴部”“上肢”“下肢”の4つで構成されています。
基本的にヒトはカラダの正面側を多く使って活動しており、その主導となるのが上肢・下肢です。そのため、後ろ側の動きや横・ナナメといった3Dの動きの神経系がおろそかになりやすく、カラダ全体のバランスをとるにはトレーニングが必要なんです。

また、日頃は手足を使って活動をしていますがそのツナギをするのが胴部分。
手足がいろいろな動きを行うのを連携させ、バランスをとるためにすべての動きを集中して請け負うため負担がかかりやすく、「腰痛」が多いのもそのためです。

自分ではなかなか気づかない「カラダのクセ」。なくて七癖というようにどんな人でもカラダは均等なバランスではありません。その上、気づかず行っている動作ほど反復回数が多いので少しの調整ではなかなか修正できないのも特徴の一つ。

そこで少しいつもの生活を振り返ってみましょう!

【check①:「クセ」が強い度チェック!】

□ 椅子に腰かけるときに浅く座っている、または寄りかかっていることが多い
□ 脚や腕を組むクセがある
□ 立っている時にどちらかの足に重心をかけている
□ いつも同じ側でカバンをもつクセがある
□ 重いものを持つときに足をのばしたまま手の力で持つことが多い
□ 食べものをたべるときどちらか一方の歯で噛むことが多い、またはよく噛まない

いくつチェックがつきましたか?
いずれもカラダの重心点が偏りやすくなるため、それを補うために知らず知らずに手足の動きが正しい位置ではないところで動いたり、背骨や骨盤を中心とした胴体部分のねじれが生じています。
そのねじれや補正するための動きは毎日のことなのでその動きをメインで行う筋肉のバランスも崩れる結果に。

そうすると、例えばトレーニングでスクワットや胸の種目を行うときにも、見た目では正しいフォームに見えていても実は偏りのある状態のまま鍛えていることになるため、目標とするカラダに近づかない・ケガや痛みが出てしまう、ということにつながるのです。

【check②:鏡の前でまっすぐチェック!】

まずは肩・腰骨・膝・足首がみえる状態で鏡の前に軽く足を開いて立ちます。
□ 肩の高さは左右同じか? 肩の位置は左右で前後していないか?
□ 骨盤の出っ張った骨の高さは左右同じか? 骨の位置は左右で前後していないか?
□ 手の長さは左右同じか? 親指の向きは正面から向いて左右同じ向きか?
□ 膝の高さや足の人差し指の向きは左右同じか?
□ 横向きになり、耳の中心⇒肩⇒腰骨⇒膝横⇒くるぶしをつないだ線がまっすぐか?

いかがでしたか?左右の高さは同じでも、右肩がすこし前にでていて左肩が少し後ろに下がっているなど、ねじれが生じていることもあります。
高さの違いは左右重心の違いに、前後のねじれは体幹のねじれにつながっています!
自分の状態をまず「知る」ことが大切です。

運動前が一番大事?ウォーミングアップの考え方

このカラダのクセは先に述べたようにやっかいで、ストレッチをすればよい!というものではありません。そこでウォーミングアップとしても毎日のケアとしても使える考え方をご紹介します。

【STEP① まずはカラダをフラットに。「ニュートラル」に戻そう!】

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筋肉は“筋膜”という筋肉全体を包む膜のようなものでおおわれています。
この筋膜は連結しあっているため、例えば腿の筋膜に負担がかかっていても肩や腰に痛みとして出る。というように、痛みやコリの部位と原因となる部位が異なる要因の一つ。

筋膜は水分が多く柔軟性が高いものですが、運動のしすぎや動きのクセで負担がかかると、水分を失い柔軟性が失われるため包まれた筋肉自体も固まりやすく。
この筋膜をまずは「ゆるめる」ということがまず一番に行うとよいポイントです!
これがいわゆる「筋膜リリース」と呼ばれる動きです。

【STEP② 緩めた後はカラダを起こしてあげよう!】

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カラダのクセをフラットにほぐしたら、次は動く前に「コア=体幹」を刺激しましょう。
バランスボールをつかったプランクのような動きで、体幹を刺激し正しい状態を覚えさせることが目的です。
正しい位置を繰り返し覚えさせることでクセの改善につながります。

【STEP③ 正しい動きへの準備をしよう!】

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“プレパレーション”と呼ばれる動きで、基本的には上肢から下肢を連動させて大きく動くストレッチのようなもので、ダイナミックストレッチに近い動きです。
動きの特徴は前後・左右・ナナメと大きく動かすこと。

このように、トレーニングをするならこの3つのステップを踏むことで、なるべくカラダのクセをリセットし、且つ、より正しい状態でトレーニングができるため、効果がダンゼン違うのです!

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トレーニングをする人も、しない人もまずは初めてほしいのが「ストレッチ」。今回は、目的やお悩み別のストレッチ方法をご紹介します。

まずはここから!カラダをフラットにすることからはじめよう!

最後に、3つのステップからSTEP①のカンタンで毎日できるリセット法をご紹介!

【足ウラの筋膜リリースで毎日リセットを!】

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《準備するもの》
リリースボール(テニスボールやラクロスボールでも可)

《やり方》
① お風呂あがりなどにはだしでボールを足裏で踏みます。
② まずは5秒かけて踏みつけパっと離す。を繰り返しましょう。
土踏まずやかかと、指の付け根など少しずつ部位を変えながらとくに気持ちがよいところを重点的に行います。
③ 次に足裏を添うように前後にボールを踏みながら転がします。
①~③を繰り返しましょう!

足の裏には細かな骨がたくさんあり、この動作でその配列をリセットする働きも。
ぜひお試しくださいね!

 

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