【夏太りやすい人必見】夏太りの原因と解決策はご存知ですか?

【夏太りやすい人必見】夏太りの原因と解決策はご存知ですか?

・夏に太りやすい
・夏太りを解消したい

「わたしって夏に太りやすいかも...」と感じたことはありませんか?
「薄着になったから目立っているだけ」と思う人もいるかもしれませんが、夏は冷房による冷えなどから体がむくみ、そのむくみが定着していく恐ろしい流れができあがることがあるのです。
「夏太り」とは?その原因は?解決策はあるの?など、夏太りについて勉強しましょう。

CONTENTS

そもそも”夏太り”とは?

夏は暑くて汗をたくさんかくし、こってりしたものは食べたくないしで「むしろ痩せるのでは...?」と思う方も多いでしょう。それは大きな誤解です。

「夏の悪循環」がきっかけ
汗は暑くてかいているだけで、運動したときのようにエネルギーを消費しているわけではありません。
それにもかかわらず、冷たいアイスやジュース、ビール、のどごしの良いそうめんなど、”栄養は少ないのにカロリーばかりある”ものを食べてしまっていませんか?
そして「暑いから」と運動をしない...。これの悪循環が、気づかないうちにどんどん体に脂肪を蓄えてしまう"夏太り”です。

夏太りの3つの原因
このように、夏に脂肪を蓄えてしまう「夏太り」の原因は大きく3つあります。
 ①食生活の偏り
 ②運動不足
 ③体の冷え
それぞれをくわしく解説します。

夏太りの原因①/食生活の偏り

夏太りの原因①/食生活の偏り

体が冷えると代謝が落ちる
暑くなってくると、いつものホットコーヒーをアイスコーヒーにしたり、お昼や夕飯も「冷やうどん」や「そうめん」などの冷たい食事ばかりになっていませんか?
冷たいものばかり食べていると体が冷えて代謝が落ち、運動で消化されなかった炭水化物は脂肪に変換されて体に溜まっていきます。アイスや冷たいジュース・ビールも、体を冷やしながら余分なカロリーを蓄える悪循環を作ります。

タンパク質不足で脂肪が溜まる
また、夏はさっぱりしたものが食べたくなるため肉などのタンパク質が少なくなりがちですが、タンパク質が減ると筋肉量も少なくなりがちです。筋肉量が減ると代謝が落ちるので、”太りやすい体”になります。
また、タンパク質に多く含まれる「ビタミンB」は脂肪を燃焼させる働きがあるため、タンパク質をしっかり摂らないと脂肪も溜め込みやすくなります。

夏太りの原因②/運動不足

2.夏太りの原因②/運動不足

夏は運動量が減る
暑いと外で運動をしたくなくなります。また暑い日中に外で運動を行うと、涼しい季節と比べて「つらい」と感じるタイミングが早くなるため運動量が減る傾向にあります。
最近は熱中症予防として室内にいることを推奨される傾向もあり、子どもから大人・高齢者までが全体的に運動不足に陥っています。

基礎代謝だけでなく、筋力の低下も
運動をしないとどうしても代謝が落ち、太りやすくなります。筋肉も落ちるので、お腹周りや二の腕・太ももがたるんでくることも...。見た目でだけでなく、40代以上の大人は「筋力の低下」も深刻な問題になってきます。

夏太りの原因③/体の冷え

夏太りの原因③/体の冷え

夏の方が冷えている?!
「夏は体も暑い」と思っていますよね...?しかし現代の夏は逆なのです。半袖などの薄着で冷房が効いた室内にいると手足が冷たくなっていませんか?実は厚着をしている冬よりも、体の表面が冷えていることが多いのです。

冷える→むくむ→太って見える
体が冷えると血流やリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなります。むくみがひどい場合は太ったように見えることも。むくみを放置して定着させてしまうと見た目も変わってきますね。体重が変わっていない"夏太り”は、体が冷えたことによる「むくみ」であることも。

夏太りを解消するには...
薄着の季節に、普段よりもさらに太ってしまう悲しい夏太り。
しかし、原因である①食事、②運動、③冷え、の3つのポイントをちょっと意識すれば、夏太りは解消することができます。

夏太りの解消法①/食事編

「夏太りしない食生活」のポイントを大きくまとめると、この4つです。

  • 温かい食べ物を食べる。
  • タンパク質をしっかり食べる。
  • 夏に摂りがちな、糖分・塩分の高いものは控える。
  • 3食を抜かずに食べる。

夏は和食がおすすめ
栄養バランスよく、体を温める食事としては和食がおすすめです。
味は濃くなくてもだしを効かせたり、大葉や生姜などの香りの強い野菜を使うことで食欲をアップさせることができます。
豆腐や魚であれば、夏でもさっぱりとタンパク質を補うこともできます。枝豆もいいですね。

糖分と塩分に注意
夏バテしていると、アイスやジュースなどの甘いものを選びがちですが、毎日食べるのはやめましょう。冷たい甘いものは、舌で感じるよりも糖分が高いです。
また「夏は汗をかくので塩分をとった方がいい」と積極的に塩分を取る人もいますが、日本人は夏でも十分な量の塩分をとっています。塩分を意識して増やす必要はありません。

「夏バテでお昼はアイスだけで済ましちゃったけど、これで痩せるかな...?」なんて思っていたら大間違いですね。バランスの良い食事を意識して、"太りやすい体"から脱却しましょう。

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夏太りの解消法/②運動編

運動不足からの夏太りには、やはり「運動する機会」を作ることが大事です。
夏でも朝や夕方以降の涼しい時間帯に"速歩き”をしたり、寝る前に室内で筋トレするなど、運動をする時間を習慣化しましょう。

夏はプールがおすすめ
特に、夏おすすめな運動が「プール」です。陸上よりも運動効果が高く、ダイエットにぴったり。全身運動にもなるので、たるんだ体全体のシェイプアップにも最適です。クロールはジョギング以上のカロリー消費になるんですよ。暑い夏は”プールで運動”が、ベストな過ごし方かもしれません。

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夏太りの解消法/③冷え・むくみ編

最後に、現代の夏の特徴である「夏の冷え」の対策です。冷えの大敵である冷房も、「酷暑」の中で利用しないのは難しいのが現状です。涼しみながらでも冷えを防ぐ、ちょっとした工夫を紹介します。

夏、冷えないために
冷房が効いた室内にいると、いつの間にか体が慣れてしまいかなり冷え込んでいる場合があります。冬よりも冷えてしまわないように、以下のことに気をつけましょう。

  • 冷房を効かせたままでいいので、時々窓を開けて換気をする。
  • 寒ければすぐに羽織れるような「長袖」を持っておく。
  • 足首まである靴下を履く。
  • 冷房の効いた室内やお店では、温かい飲み物・食べ物を意識して摂る。

体がどのくらい冷えているかは、二の腕を触るとわかりやすいですよ。時々チェックしてみてくださいね。

夏こそ湯船に
夏は暑いからと、湯船に浸からずシャワーで済ませていませんか?夏太りを防ぐには湯船がおすすめです。夏だからこそ、冷房で冷えてしまった体の内部を温めてあげましょう。湯船に浸かると血行やリンパの流れが良くなり、むくみの解消になります。

リンパマッサージやストレッチで体の巡りを良くする

リンパマッサージやストレッチで体の巡りを良くする

冷えてむくんでしまった体は、リンパマッサージやストレッチで解消しましょう。
血行やリンパの流れが良くなると、むくみがとれて特に顔や足がスッキリします。それだけでなく、老廃物が流れ、体全体が温まるという好循環に。「巡りが良く滞らない体」は、夏太りを撃退できます。
香りの良いオイルなどを使用すれば、リラックス効果も高まりますね。

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ポールやローラーを使い血流改善するストレッチのやり方とは?

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ポールやローラーは、普段のストレッチでは動かしづらい筋肉をほぐしたり、骨盤を整えることができます。リラックス効果もあり、ひとりでも手軽に体のメンテナンスができる優れモノです。

夏太りしない生活は、ちょっとの意識と工夫から

太りやすいと言われる冬だけでなく、夏も太ってしまったら後が大変。夏太りは、体質ではなく生活習慣によるものです。自分に当てはまると思える理由があったのではないでしょうか。
夏太りしない生活習慣は、健康的な生活習慣。アイスばかり食べずにバランスの良いを食事をし・プールやウオーキングなどの運動を。冷房の設定温度や冷えすぎていないかのセルフチェックをして、いきいきした夏を過ごしましょう。

 

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